◇・・・富士山本宮浅間大社の楼門に1対の随身像が安置されている。富士宮市文化財(平成5年指定)。ただし、木格子+ガラスでなかば隠れ、人目にはほとんど触れていない。その存在自体、さほど知られていないのではないだろうか。
◇・・・背に「慶長十九年(1614)二月」の銘があり、左像は「甲州河内下山住番匠石川清助作」、右像は「大工 山城國上原住櫻井三蔵作」。色彩あざやかな束帯姿である。面立ちは割合おだやかで、ともに髭をはやし、左像のそれは白く、右像は黒い。
参考文献 富士山本宮浅間大社頁と同じ
(フォト最終撮影日:富士山本宮浅間大社頁と同じ)