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真清田神社

拝殿
真清田神社社殿
名 称
真清田神社[ますみだじんじゃ]
公 式
所 在
愛知県一宮市真清田1-2-1
主 神
天火明命
別 宮
三明神社(荒魂)
創 建
伝:神武天皇33年
祭 礼
御本社荒魂奉齋(別宮):3月24日 桃花祭(例大祭):4月3日
敷 地
9,119坪
神 紋
九枚笹
社 格
式内社(名神大) 尾張国一宮 旧国幣中社 別表神社
備 考
木造舞楽面12面(重文) 獅子頭・御饌台盤・甘杯器・御膳銅皿・舞楽面・宗教面(県文)
神 徳
事業守護、機織守護など

尾張の国祖まつる尾張国一宮

鳥居
社頭の明神鳥居と社号標

ふるくから織物業の盛んな地域として知られ、明治以降は毛織物の一大産地として栄えた愛知県一宮市。市名が示すように、「尾張国一宮」の門前町として発展してきた街であり、JR尾張一宮駅から歩いて10分、駅前の商店街を抜けた目抜きに、その一宮である真清田神社(ますみだ)は鎮座している。

祭神は、尾張国を拓いた尾張氏の祖神・天火明命。御子・天香山命が当地を開拓するにあたり、父・天火明命を祀ったのが起こりという。延喜式神名帳に名神大「眞墨田神社」として所載、江戸期は尾張藩主からあつく信奉され、大正年中には国幣中社に列格した名社。真清田というきれいな社号は、当地が木曽川の清く澄んだ水によって形成された水田地帯であったためと言われている。

本殿
本殿は流造り

社殿は昭和20年の戦災で焼失したが、同30年代から順次復興されていった。鳥居と楼門をくぐると玉砂利敷きの境内。豊かな社叢を背にたつ社殿群は、「尾張造り」と称されるこの地方独特の配置形式を用いる。拝殿・祭文殿・渡殿・本殿を直線で連結し、祭文殿の左右から伸びた回廊が後方の本殿などを囲む。

境内社の服織神社は、祭神の母神であり、織物神とされる萬幡豊秋津師比賣命(よろずはたとよあきつしひめのみこと)を奉祭。東海地区最大級の七夕祭り「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」では、特産の毛織物が奉納される。また、楼門前の通りや広場には、毛織物の商店が軒を並べる。「昭和」の面影を色濃く残し、どこか寂しく、そして懐かしい雰囲気に包まれた一角だ。

楼門 楼門
楼門前の太鼓橋 昭和36年再建の楼門
拝殿 服織
正面からのぞむ拝殿 服織神社社頭

別宮及び境内摂社・末社

境内裏山に別宮・三明神社。その他、境内社が散在している。

社殿の右隣に、祭神の母神を祀る服織神社。右上部に愛鷹社・犬飼社・天神社合殿。最右部には須佐男社、愛宕社、秋葉社。右下部には神池があり、そこに水関係の八龍社と厳島神社、その隣に稲荷神社。境内左部には三八稲荷神社、神水舎井館がある。各神社の祭神および例祭日は以下のとおり。

◆服織神社=摂社。祭神:萬幡豊秋津師比賣命。例祭:11月2日。月次祭:毎月15日。おりもの感謝祭一宮七夕まつり:7月第4日曜前后。◆須佐男社=須佐之男命。木造流造り。◆愛宕社=訶遇突智神。木造流造り。社の手前に灯籠1対。◆秋葉社=木造神明造り。

◆稲荷神社=木造流造り。傍らに小社。社頭には連なる鳥居、社殿の周りには朱色の前垂れを身につけた神使像3対(社殿手前の2対は石製、社殿脇の1対は木製のもよう)。 ◆八龍社=木造流造り。社前に両部鳥居、後方(神池の入口)に明神鳥居と社号標。◆厳島神社=市杵嶋姫命。木造流造り。社の手前に両部鳥居、社の後方(神池の入口)に明神鳥居と社号標。◆神水舎井館=御祭神:彌都波能賣大神齋。境内左手の井戸。

◆愛鷹・犬飼・天神社合殿=愛鷹社祭神:愛鷹神、瀬織津姫命、気吹戸主命、速秋津姫命、速佐須良姫命、木花咲屋姫命。犬飼社祭神:犬飼神、神功皇后、底筒男神、猿田彦命、中筒男神、真清田曽根連、表筒男神、菊理姫命。天神社祭神:天神七代神、伊弉冉命、速玉男神、事解男神、〓神、市杵島姫命。社前に狛犬1対と明神鳥居。 ◆三八稲荷神社=末社。御祭神:倉稲魂命。例祭:初牛大祭。社殿:平入りの拝殿と流造りの本殿。右隣にも流造り1基。往古は神苑の西北に鎮座していたが、昭和26年に遷座。

三明 服織
三明神社? 服織神社本殿
須佐 愛宕 秋葉
須佐男社 愛宕社 秋葉社
神使 稲荷 神使
稲荷神社・神使 稲荷神社 稲荷神社・神使
神池 八龍 神水
神池 八龍社・厳島神社 神水舎井館
愛鷹 三八
愛鷹・犬飼・天神社合殿 三八稲荷神社

由来端緒

社伝は神武天皇33年の創建とし、祭神は尾張氏の祖とされる天火明命。祭神の御子・天香山命が、葛城の高尾張邑から当地へ移って開拓するにあたり、父・天火明命を祀ったとしている。ただ、諸文献によると、江戸時代までは大己貴命あるいは國常之尊を祭神としており、正式に天火明命を祀ったのは明治以降のこと。また、祭神が8頭8尾の大龍に乗ってきたという伝承があることから、水神としても信仰され、尾張藩主はたびたび晴雨祈願をしている。

承和14年(847)、無位より従五位下に昇進。仁壽元年(851)に官社へ列し、同3年に従五位上より従四位下へ陞叙。貞観7年(865)に従四位上より正四位上へ進み、延喜の制では「眞墨田」の名で名神大社に列格した。中世以降は、尾張国一宮として朝野の崇敬をあつめ、鎌倉時代には順徳天皇が多数の能楽面(重文)を奉納。神領は、嘉禎元年(1235)に記された久我文書に、「水田129町9反300歩」と所載されている。

江戸期は、尾張藩主のあつい庇護を受ける。松平忠吉は神領200石を寄進、寛永4年(1627)には徳川義直から神領105石を寄進され、旧来からの神領とあわせて336石6升に。同16年(1639)、義直からあらためて黒印状を寄せられ、これより歴代の領主は、先規によって朱印状を寄せるにいたった。近代社格制度では県社へ列し、同18年に国幣小社、大正3年に国幣中社へ昇格。

参考文献 由緒掲示板、公式リーフレット、日本歴史地名体系、全国神社名鑑、日本社寺大觀神社篇、日本「神社」総覧、日本の神々 神社と聖地
(フォト撮影日:平成18年12月16日)

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