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〔社寺探訪〕田子の浦の水の神

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平成24年9月15日(土)

朝一、富士市の田子浦で歴史さんぽ。駿河湾ぞいをテクテク歩いて龍神、弁天を巡拝。

龍神社(三四軒屋)からは防潮堤の上を歩き、弁天神社(中丸)を目指す。弁天神社は、南は防潮堤に接し、北は民家の路地裏。所在をしめす看板などはないため、北からだと入口が判然とせず、迷う......
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    • 観音堂(新浜)→龍神社(新浜)→龍王神社(三四軒屋)→弁天神社(中丸)→ディアナ号の錨
朝日

本日のさんぽは、駿河湾ぞいの富士市・田子浦地区。長城のように果てのない防潮堤に沿って川成島、宮島、中丸を歩いた。所要2時間。

結果的には「水の神めぐり」となったけれど、計画性はゼロ。ただ朝起きたら無性に海が見たかったのよね( ̄∀ ̄)。というわけで、日の出早々に田子浦地区を訪ね、まずは駿河湾に昇った朝日とご対面。

観音堂(新浜)
観音堂

ひとしきり朝日を堪能後、本命である神社仏閣めぐりへ出発。まずは、車をとめた入道樋門公園にもっとも近い観音堂(川成島964)をお参り。5時58分。

小さなお堂の中に石製の西国巡拝塔や如意輪観音が祀られている。

由緒は不詳。ただ、明治19年の『神社調上申書』に載っており、「信徒82人」「境内 不定」とある。信徒数が後述の新浜龍神社と同じだから、同社氏子の人々が観音堂も祀ってきたようす。あるいは、神仏分離までは同一境内だったのでは――と想像している。

龍神社(新浜)
龍神社

続いて龍神社(川成島930)を参拝。民家のあいだの狭い路地裏をやや迷いながら歩き、6時5分ごろ到着。実に6年ぶりの参拝だが、境内にこれといった変化はみられず。一安心。

龍神社は川成島の南端、駿河湾に面する新浜の産土神。主祭神は高龗神。ここは「龍神社」が正しい名ながら、相殿で祀る金毘羅神社(元境内社)の名で覆い隠されてしまい、「新浜の金毘羅さん」といった方が通りは良い。地図にも「金毘羅神社」と載り、そばの橋は「こんぴらばし」。(´・д・`)

記録をみると、弘化3年(1846)の棟札に「奉遷宮中央大日大聖八大龍王鎮座」「玉寶山大善神」などと書かれている。神仏分離前の祭神は八大龍王だったようだ。法主の玉寶山大善神は、鮫島の玉宝山大善院(真言宗醍醐派)かな。

松林

龍神社(新浜)を辞去後、次の行き先を思案。なにせまったく計画をたてていなかったゆえ・・・。しばし考えたすえ、西隣地区の龍王神社(三四軒屋)を参拝することに。いい塩梅に龍神つながりだしね。

龍神社(新浜)から龍王神社(三四軒屋)までは徒歩5分ほど。防潮堤沿いに茂った松林の中を通じる市道をテクテク歩く。枝葉がほどよく日をさえぎり、木々の間から風が柔らかく届く。なかなか気持ちの良い道。

龍王神社(三四軒屋)
龍神社

6時30分、龍王神社(宮島1391)に到着。こちらは宮島の小字・三四軒屋の氏神である。正式名称は「龍神社」だが、八大龍王を祀ることから「龍王神社」の呼び名で通っている。

三四軒屋は、宮島字三軒屋と五貫島字四軒屋が昭和15年に合併した区。両区はそれぞれ別の龍王神社(龍神社)を祀っていたが、両社を昭和61年8月10日に合祀し、三四軒屋の氏神とした。現在の境内地は、旧三軒屋龍王神社の境内。

慶応3年(1867)8月の再建棟札に「八大龍王子姫宮御所大権現」と書かれている。なんかメチャかっこいい(* ̄∇ ̄*)。

八大龍王は仏教系の祭神たち。この祭神を祀った神社は、神仏分離のとき神道系の祭神に改めたところも多い。先ほどの新浜しかり。ただ、三四軒屋は今も八大龍王(「八」の各々は神道系の祭神になっているけど)。いずれにせよ水の神に変わりはなく、いかにも浜ぞいの社らしい。

防潮堤

龍王神社(三四軒屋)の次は、中丸の弁天神社に行ってみることに。どうせなら水関係の神さまでまとめた方がいいだろう、という安易な考えから。

龍王神社(三四軒屋)からは防潮堤の上を歩き、弁天神社(中丸)を目指すことにした。弁天神社は、南は防潮堤に接し、北は民家の路地裏。所在をしめす看板などはないため、北からだと入口が判然とせず、かならず迷うのよね。

駿河湾 富士山 工場
南は駿河湾で御座い 北は富士山なり 煙突。これも富士市らしい
弁天神社(中丸)
弁天
弁天

そんなこんなで弁天神社(中丸830-4)に到着。7時16分。龍神社(三四軒屋)からだと結構距離あるのよね。

創建年代不詳。明治期の高潮で流されたそうだが、住民が社殿(石祠)を見つけ出して再び祀ったそう。

棟札をみると「南無妙法蓮華経 日蓮 大聖辨財天尊霊」(昭和5年)、「南無妙法蓮華経 辨才天女大龍神神霊」(同32年)とあり、どこぞの日蓮寺院(あるいは信徒)と関わりが深かったようす。そばに円妙寺や林正寺、立光寺などあるしね。

ディアナ号の錨
ディアナ

弁天神社(中丸)を参拝したら、デジカメの電池が残りわずかに。よって、神社参拝はここで切り上げ。

帰路、ディアナ号の錨(宮島)をたずね、写真を数枚撮影。ロシアの船がどーたらこーたららしいけど、あまり興味ないから淡々と写真撮影( ̄∀ ̄)。ま、いつか、しっかりと調べた上で個別エントリーを作る予定。

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